蛍光灯を輪切りにすれば、薄くて手ごろなガラス管が格安で手に入ります。というわけで、れっつとらいです。
1.蛍光灯に1週ぐるっとガムテープを巻いて、切断する際のマーキングをします。
2.ガムテープの端にそってガリガりとダイヤモンドやすりで削っていきます。1週、溝を作った後、ピンポイントで削って蛍光灯に穴を開けます。穴が開くと、シューっといって真空がリークします。
3.ある程度穴が広がったら、コンコンと叩いてやると、削った溝に沿ってぱきっと割れます。この工程が一番、コツを要します。しかし、キレイに割れると感動ですよ!
4.切れたら、ガラスの内側に塗ってある蛍光塗料を塗らしたキッチンペーパーで拭き取ります。中から出てくるものは有害なものもあるので、拭き取った後のキッチンペーパーは適切に処理してください。
5.切断したままだと切り口が粗いので、ガスバーナーで炙って丸くします。この時、いきなり火に入れると割れてしまうので、徐々に火に近づけゆっくり温めていきます。同様に、冷やすときも徐々に火から離してゆっくりと冷やします。
6.常温まで冷ましたら、これで即席(?)ガラス管の完成です。
出来たガラス管は薄くて非常に割れやすいので、注意して扱ってください。耐熱性はないので、高温になる用途には使えませんが、それ以外なら普通のガラス管の用に使用できます。逆に、耐熱性のなさを利用して、ガスバーナーなどで熱を加えてやると、簡単に形を変えることができるので、ガラス細工をして遊ぶこともできそうです。