●用意するもの●
- ルミノール試薬
- 水酸化ナトリウム水溶液
- 過酸化水素水
- ヘキサシアノ鉄(V)酸カリウム
- 蒸留水
- ビーカー
- 試験管
●手順●
T.まずA液を作る。
- ・ルミノール(0.01g)
- ・10%水酸化ナトリウム水溶液1ml
- ・水9ml
U.次にB液を作る。
- ・ヘキサシアノ鉄(V)酸カリウム0.06g
- ・3.0%過酸化水素水2.0ml
- ・水18ml
V.A液を試験管に分ける。
原液・3倍・5倍・7倍・10倍に蒸留水で薄める。
原液→
10倍
W.暗い所で、A液の入った試験管にB液を注ぎ込む。
X.観察☆
※今回の実験に用いる反応水溶液は強いアルカリ性なので、手に付いたりした場合は速やかに洗う。
●結果●
原液が一番明るく光り、発光時間も長かった。また、液が薄くなるにつれて明るさは暗くなり発光時間も短くなった。
色も原液が一番青く、液が薄くなるにつれて色も薄くなった。
●ルミノール反応とは?●
アルカリ性の水溶液中、ルミノールは過酸化水素 (H2O2)と反応して強い紫青色の発光を示します。
この反応は化学発光反応と呼ばれるものの一種で、ルミノールがアミノフタル酸へと変わる際に起こる発光現象です。また、血液は発光反応の触媒になるので、血液の鑑識に古くから用いられています。
サムネイル
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